山口県の出身で大学は北九州です。就活ではUターン就職を希望していたので地元の企業を調べました。当社に惹かれたのはロボットをつくっている点でした。工場見学のとき、初めてパレタイジングロボットを見て、鉄の塊がボタン一つで動いて、周りに当たることなく物を積み上げていくことが面白く、「世の中にはこういうものもあるんだ」と思い、興味をもちました。また社員の人が楽しそうに仕事をしていたのも印象的でしたね。入社から機械設計に携わっていて、パレタイジング、デパレタイジング、インケーサー、フィーダーなどを組み合わせた搬送設備の設計を行っています。

所属している機械二課は、お客さまからの要件が複雑であったり、大型であったり、といった特殊な設備を担当しています。業界は限定していません。扱う物はビン、袋、箱などさまざまで、大きさ、重量も幅広く対応します。たとえば飲料容器なども技術革新によってとても柔らかい物があり、掴みづらくなっています。そうした流れに私たちも対応する必要があります。扱い物の変化以外に、私たちの課で求められるのは処理能力の向上が多いですね。特殊なケースが多いので、設計前に、お客さま先に伺うことは日常的で北海道から沖縄までさまざまな物流現場に足を運んでいます。