提案営業【パレタイザ】
Y.M.
FMS第一営業部
2009年入社
心理学科卒
大学を卒業してから4年間はサービス業に就いていましたが、まったく違う業界で仕事をしたいと思い立ち、当社に出会いました。2年間は大阪事業所の配属で、その後東京での勤務になりました。FMS第一事業部は、主に米、小麦粉、肥料など「袋もの」を、第二事業部は食品や飲料などが入った「箱もの」を扱っており、パレタイズする扱う物によって組織分けされています。担当エリアは、東海以西は当社の拠点が各地にありますから、静岡の一部から北陸、そして関東以北で、私は主に新潟、富山、茨城を受け持っています。
仕事の面白さを見出したのは3年目くらいでしょうか。あるお客さまとの初めての取り引きで1台目を納入させていただきました。その後、お客さまがどんどん成長し、それに伴って私に2台目、3台目とご相談いただき「お客さまと一緒につくる」喜びを感じられたことが大きかったです。転職当初は機械や電気の知識を身につけることをはじめ、苦労も多かったですが、周りに聞いたり自分で調べたり、仕事を通して一つひとつ覚えてきました。扱っている製品がスーパーに並んでいたりすると「物流の一端を担っている」という意味で自覚も責任も芽生えました。
「袋もの」のパレタイジングシステムは、包装された製品が流れてきて、それを掴みやすく整形して、ロボットでパレットに積んで出荷するのが標準型です。近年は物流現場の人手不足からデパレタイジングのニーズも増えています。たとえば30キロの玄米が入ってきて、それをバラして精米タンクに入れるといった上流工程を自動化したいという要望です。その際、荷姿や位置がバラバラなので、カメラを搭載した画像処理による新しい技術が求められます。自動化、無人化の潮流において、新しい技術への対応も大きなテーマです。
競合も多いなかで当社がトップブランドの評価をいただけているのは、まず長年の実績を背景としたお客さまからの信頼があります。また私はグループ会社のファインテックによるアフターサービス体制も大きいと思います。これからもお客さまのニーズを汲み取り、新しい技術を取り込み、製販一体となってトップブランドとして評価を高めていきたいですね。私たちと一緒に、社会にニーズの高い搬送システムの業界で頑張ってみようという方をお待ちしています。