電気設計【垂直搬送機】
Y.T.
設計部 ロジテック課
2013年入社
応用化学系学科卒
旭川で生まれ育ちました。室蘭の大学に進学し、就職も地元でと考えていました。モノづくりを志向していて、当社と出会ったとき最も惹かれたのは「お客さまの望むものを一つひとつつくっていく」姿勢です。売らんがための商品開発ではなく、お客さまに寄り添って必要なものをつくる、そういう仕事がしたかったのです。大学の専攻とは異なりますが、仕事をしながら少しずつ知識や技術を修得していこうと思い、会社からもそれで良いという回答を得ましたので、志望しました。
入社から約6年半は本社勤務でした。商品開発に1年半所属した後、設計に5年いて、主にダンボール製造業界向けの搬送設備の電気設計を担当していました。元々の畑が違いますから、最初の頃は一から勉強です。周りの先輩方にとても親身に指導していただきました。入社から4年目くらいから、ある程度仕事も任せてもらえるようになり、自分でつくったソフトを入れて試運転をして、思い通りにロボットが動く、あるいは上手くいかなくて調整する、そういうすべてが楽しかったですね。扱うダンボールによって積み方、掴み方、下ろし方などが異なり、その都度創意工夫してプログラムを考えたことで、鍛えられたと思います。
昨年、旭川へ異動になりましたが、元々、本社で何年か経験を積んだ後に旭川に帰ることは、私の心のなかでは決めていたことなので、突然降って湧いたことではありません。本社での仕事は楽しかったし満足していましたが、単純に地元で仕事がしたい、という私の思いを叶えてもらいました。仕事はパレタイジングからリフコンの制御になり、同じ電気設計でも覚えることがたくさんあります。モーターの動き、昇降機の止め方などまた一から覚えてやっていきたいと思っています。
また半年も経っていませんが職場の仲間がすぐに受け入れてくれたおかげで、こちらにすっかり馴染んでいます。今はまだ聞くことが多いので、頼らずに自分で仕事を進められるようになること、そして将来的には何かあったときに頼られる技術者を目指したいです。私は、自分たちのつくった設備が物流現場で使われ、お客さまの負担を軽減し、喜んでもらえる仕事に就けたことに誇りをもっているし、その一点にこれからも貢献していきたいと思っています。