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受注から納品まで
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相関図
R&D
R&Dレポート
不二輸送機工業は、国内においてお客さまが集中する東京を筆頭に、大阪、名古屋、札幌、福岡、広島に営業所を構え、生産拠点、物流倉庫における搬送システムの新規、リプレイス、増設需要に対応しています。
引き合いが生じると、SEが営業をサポートする形で、設備や付帯するシステムに関する聞き取り、大まかな仕様に基づいて提案します。建物の構造に応じて最適な設計が必要な垂直搬送機では、より綿密な擦り合わせを行います。
受注すると詳細な仕様を確定し、パレタイザやデパレタイザ等の「ヨコ搬送系」は山口工場へ、リフコンやコンベレータ等の「タテの搬送系」は旭川工場に引き継がれます。SEは工場の設計部と技術的な課題について検討し、工場の稼働状況や生産計画については生産部と協議し、工程の調整を行います。機械式パレタイザやコンベアの引き合いがあれば、不二技研工業と連携します。
工場の設計部では、要求仕様を実現するために、ハンドやアーム、動力、搬送装置等各パーツの構造、機能を検討していきます。さらに詳細設計ができ次第、CADチームと連携して詳細設計図を作成。これを受け取った調達担当は必要な資材を外部に発注、検品後生産部に引き渡します。
部品の組み立ては、協力会社の製造エキスパート職がこれを担当します。生産部は工程などの生産管理を行い、最終的な機能テストを実施します。大方の調整業務は生産部で行いますが、必要に応じて設計担当者にフィードバックし、最適な状態に仕上げ、出荷します。
納品ならびに据付工事、スタートアップ作業は、営業が立ち合いのもと、グループ会社、ファインテックに引き継ぎます。ファインテックは運用時の保守も担当し、将来のリプレイスを見越して、継続的なサポートを行います。
不二輸送機工業はこのように、営業、ソリューション提案、設計、製造まで一貫して行います。また、こうしたプロジェクトとは別働する組織として商品開発部が存在します。商品開発部はいわゆるR&D部隊に相当し、既存製品のブラッシュアップや新規製品の企画、先進技術の開発に従事しています。